数十年以上に渡り高い資産価値を維持するために必要な基本性能を備えていることから、RIAパートナーズのアパートにはツーバイフォー建築工法を採用しています。
ここでは最も特徴的な一部の性能と投資効果をご紹介します。
ツーバイフォーのメリット1|耐震性/耐風性に優れています
世界有数の地震列島である日本では、住宅の「耐震性」は最も重要な基本性能です。日本の建物に求められる地震に強い建築工法でお客様の資産をお守りします。
6面体で支えるモノコック構造
床、壁、屋根が一体となったモノコック構造(一体構造)のツーバイフォー住宅は地震の揺れを6面体の建物全体で受け止めて力を分散させます。台風や地震などの力が一点に集中しないため、倒壊・損傷を防ぎ、外からの力に対して抜群の強さを発揮します。
モノコック構造はもともと、極限の強度が求められる航空機用に開発されたもので、スペースシャトル、新幹線、F1レーシングカーにも採用されているほど、きわめて強固な構造です。軸組み工法が、柱や梁などを「点」で結合するのに対して、ツーバイフォー工法は、壁、床、天井、屋根パネル、それぞれを組み合わせ、箱状の空間を作り建物を建築するものです。「面と線」により6面体で建物を支えるので、地震に対する耐久性に優れています。また、経済性・施工性・機密性にも富んでいます。
ダイヤフラム理論で水平構面が強い=つまり床が強い
ダイヤフラムとは、床組などの水平荷重に対する構造形式の一つ。床組の場合、面材と外周に配置された梁・桁などの架材で構成され、ツーバイフォー工法では、側根太が「曲げ応力」をまた、面材が、「せん断応力」を負担するため、水平剛性が非常に高いものとなっています。アメリカでは1930年から床ダイヤフラムの設計方法が開始され、その後の地震やハリケーンの経験、調査などでその有効性が立証されています。
実際の大地震でもツーバイフォーの耐震性が証明されています。
東日本大震災
まだ記憶に新しい2011年(平成23年)3月に発生した東日本大震災。津波の被害、地盤崩壊・液状化といった地盤そのものの被害を免れたツーバイフォー住宅のうち約95%が当面補修をしなくとも居住に支障ない状態でした。
阪神・淡路大震災
ツーバイフォー工法が実際に高い耐震性能を証明し広く知られるようになったのは、1995年(平成7年)1月の阪神・淡路大震災でした。全壊約10万1,000棟、半壊を含めた一部損壊が約28万9,000棟以上(平成7年4月24日の自治省(現・総務省)消防庁発表より)といわれる巨大地震でツーバイフォー住宅の96.8%は特に補修をしなくても継続して居住可能な状態を保ったことがわかっています
ツーバイフォーのメリット2|耐火性に優れています。
耐火構造
一般的な木造建築に比べ耐火性能を高めたツーバイフォー建築は外壁、床の構造が違います。RIAパートナーズの建物は準耐火構造を基本に、建設区域の防火要件や建物の階数に応じて、さらに高い耐火性を発揮する耐火外壁、耐火床構造にも対応いたします。(3階建て以上は耐火構造が必須要件となります)
木は意外と火に強い
木は燃えやすい性質を持っていますが、ある程度の厚さ・太さを持たせた木材は意外に丈夫です。火災の際、木材の表面が燃える事で炭化した層ができ、火が内部にまで進行しないため強度が低下しずらい性質を持っています。
延焼しづらいファイアーストップ構造
建物の床、壁などの枠組み材と、難燃性の石膏ボード、断熱材が空気の通り道を遮断し、上階への火の燃え広がりを防止します。燃えにくい構造を取る事で初期鎮火が期待でき、被害を最小限に食い止めます。
高い防火性を有することで収容率の高い建築が可能となりました。
ツーバイフォー建築物が耐火建築物として大臣認定を取得したことで、防火地域に中層建築物が建てられるようになりました。
保険料率にもメリット
防火性能の高さが立証されてきたことで、保険料率もそれに応じた低い料率が適用されています。
ツーバイフォーのメリット3|安定した施工レベルとコスト抑制効果
ばらつきがでにくい施工方法
ツーバイフォー建築は、規格化された材料と施工工程により安定した施工供給が可能です。
建築コストの抑制
規格化されているため施工が短期間で可能で、建築コストを抑制します。
部材品質
壁も床も工場で一貫して制作し現場へ搬入。行き届いた品質管理の中で制作された部材は抜群の品質を誇ります。
工法を厳密に守り・施工します。
これらツーバイフォーのメリットをきちんと活かすためには、施工現場での施工管理が欠かせません。RIAパートナーズでは、設計から施工管理まで数多くの施工実績を持つ現場のプロが厳しい目で監督・管理を行っています。
ツーバイフォーについての詳細はこちら
ツーバーフォー工法について詳しくお知りになりたい方はこちらもどうぞ(外部サイトへ移動します)
社団法人日本ツーバイフォー建築協会